軽自動車の維持費

軽自動車の維持費について

車を所有する際にネックとなるのは維持費が高いことです。
特に景気が悪化している時には自動車の維持費が家計に大きな負担を与えてしまうでしょう。
企業にとってもたくさんの自動車を所有している場合にはその維持費が大きな負担となります。

軽自動車の維持費としてはガソリン代や自動車税、駐車場代、保険代、車検代といったものがあります。
皆さんの中には普通車よりも軽自動車の方が維持費が安いため乗り換えようと検討している方がいるかもしれません。
軽自動車は維持費がかからないといわれているのですが、それは本当なのでしょうか。

まずガソリン代に関しては最近の軽自動車は技術革新によって驚くほど燃費が良くなっています。
そのため、最新の軽自動車に乗り換えることによってガソリン代はとても安くなるでしょう。
ただし昔の中古の軽自動車を乗る場合には燃費はそれほど良くないケースもあるため気をつけましょう。

また、カタログに記載されている通りの燃費を実現するとは限りません。
それよりも多少は燃費が悪くなることを考えておきましょう。
自動車税については未だに軽自動車が優遇されているため、普通車と比べれば明らかに安くなります。

年間では3万円程度の違いがあるためこれはかなり大きいでしょう。
駐車場代に関しては普通車と軽自動車ではそれほど違いはないでしょう。

その他の費用について

軽自動車の保険代について見てみましょう。
こちらは普通車と比べるとやはり安くなっています。
ただし、それほど大きな違いがあるわけではないです。

車検代については、普通車と軽自動車では大きく異なっています。
数万円程度の差が生じることもあるため、軽自動車の方がお得です。
自動車の維持費には年間数十万円程度かかってしまうのが普通です。

普通車と軽自動車を比較した時には10万円程度安くなることも珍しくありません。
もし自動車の維持費に困っている方がいるならば軽自動車の利用を検討しても良いでしょう。
特に負担が大きいのはガソリン代であり、燃費の良い車に乗ることによって費用を大きく抑えることができるでしょう。

維持費について考える時には、現在乗っている車の年間の維持費をきちんと計算しましょう。
そして、軽自動車に乗り換えた時の維持費と比較してみてください。
お得だと感じるならば乗り換えるべきでしょう。

基本的に軽自動車は車の価格も安いためとてもお得なのです。
現在、日本中に軽自動車が普及しているのですが、その大きな理由の一つは費用の安さなのです。
特に地方においては1人につき1台所有することが当たり前となっているため、軽自動車はとても重宝されています。

軽自動車の燃費

燃費とは

軽自動車の購入を考える際に燃費というキーワードが出てくることが多いです。
しかし、燃費とは具体的にどういうものなのか理解していない方も多いでしょう。
まずは燃費の意味について簡潔に説明します。

御存知の通り自動車は基本的にガソリンによって走行しています。
この時に、1リットルのガソリンでどれくらい走ることができるのかが燃費となります。
そのため単位はkm/Lとなっています。

普通の車の場合は燃費が7~10km/Lです。
軽自動車の場合は普通車よりも燃費が良くて10~15km/Lとなっています。
最近は低燃費を実現した車も登場しており、その場合は20km/Lを超える燃費の良さの車もあります。

基本的に車体が重い場合はより大きな力が必要となるため燃費は悪くなってしまいます。
つまり、軽自動車はそもそも燃費が良いのです。
ただし、車体の重さだけではなくてどのようなエンジンを使っているのか、乗車人数はどれくらいか、運転方法はどうなのかなど、色々な要因によって燃費は変わります。

自分の車の燃費を簡単に確認する方法があります。
まずガソリンを満タンにして、トリップメーターをリセットしましょう。
そして、次に給油する際にもガソリンを満タンにして、その時点の走行距離を給油量で割ればいいです。

基本的にはアクセルを踏んでいる時に車はガソリンをどんどん消費しています。
アクセルを少ししか踏まないで一定速度で走り続けている場合はあまり消費しません。
たとえ同じ車を運転していたとしても環境や運転の仕方で燃費はかなり変わります。

軽自動車の燃費について

軽自動車に関しては燃費が良いという宣伝文句を目にする機会が多いでしょう。
しかし、一方では実はあまり燃費が良くないのではないかという意見も耳にします。
これはどちらも正しいといえるでしょう。

まず、軽自動車の燃費が向上したのはつい最近の話です。
最新の軽自動車の場合は普通車と同じぐらい燃費が向上しました。
しかし、昔の軽自動車はけっして燃費が良かったわけではないのです。

軽自動車は排気量が制限されているため、ちょうど良いエンジンの大きさにすることができず燃費効率が悪かったのです。
最近ではたとえエンジンが小さかったとしても燃費を良くするための技術が登場しています。
技術革新によってエンジンの小ささという制限を乗り越えて燃費を良くすることに成功したのです。

これからはますます燃費の良い軽自動車が出てくるでしょう。
エコの時代であり、費用を削減することにもつながるため、燃費の良さは大きく注目されています。
軽自動車に否定的な方がいるのですが、それは昔の燃費の悪さのイメージを現在にまで引きずっている方です。
そのような方が最近の軽自動車を運転するとあまりの燃費の良さに驚いてしまうでしょう。

軽自動車の車検

軽自動車の車検について

どのような自動車を所有していたとしても、必ず車検を受けなければいけません。
車検の満了日をきちんと確認しておきましょう。
なぜならば車検の期日が過ぎてしまうと、その車に乗ることができなくなります。

車検場は全国各地に存在しているため、どの地域に住んでいる方でも気軽に受けることができます。
軽自動車検査協会のサイトを確認すれば、車検場をチェックしたり、車検日の予約をすることが可能です。
最寄りの車検場を選択しましょう。

サイト上には具体的な検査の手順や用意しなければいけない書類について説明されています。
予約はぎりぎりでも受け付けているケースが多いです。
午前と午後に分かれていることが多いため、自分にとって都合の良い時間帯を選択しましょう。

あらかじめ用意しておかなければいけないのは車検証や自賠責保険証明書、軽自動車納税証明書です。
これらは車を持っている方ならば必ず所持しなければいけないものです。
点検整備記録簿を求められることもあります。

車検場へついたら、軽自動車検査票や継続検査申請書といった書類にサインをします。
印鑑を押す必要のある場所もあるためはんこを持って行きましょう。
ただし、サインでも大丈夫な場合が多いです。

車検の費用や流れ

車検を受けるためには当然のことながらお金がかかります。
支払額としてはそれほど高くはありません。
1万円あれば十分足ります。

同時に自賠責保険の更新を行うこともあります。
その場合は自賠責保険の2年間分の費用も支払います。
車検に受かることができないと、その車に乗ることはできなくなるため気をつけましょう。

車検についての注意点として、車検場に行く前に自分で車についてチェックしておきましょう。
軽く掃除をしておいて、走行距離は確認しておきましょう。
書類に走行距離を記入しなければいけないためです。

クラクションがきちんと鳴るのか、ランプは光るのか、タイヤは万全な状態となっているのかなどをチェックしましょう。
ワイパーはきちんと動いているか、ウォッシャー液は出るのか、オイルの残量は十分かなども大切です。
自動車の光軸が正常になっているのかも確認してください。

車検は余裕を持って行くことをおすすめします。
なぜならば車検が切れてしまえば車に乗れなくなるためです。
車検を受けたのに合格できなくて、その時に車検が切れてしまうと面倒です。

車検はいつでも受けることができるため、たとえ車検場に遅れたとしても、あるいは早く到着したとしても対応してくれることがあります。
車検を見学することもできます。
分からないことがあれば職員に聞きましょう。

親切な職員が気軽に対応してくれます。
車を安全に走行させるためにも車検はとても重要です。

軽自動車の規格

軽自動車の規格はどんなのも?

車には規格というものが存在しています。
これは法律によって、自動車のカテゴリー分けをしているものであり、厳密に定められているのです。
現在の軽自動車の規格は排気量が660cc以下であり、長さは3.4m以下で幅は1.48m以下、高さは2.0m以下のものとなっています。

軽自動車が最も小さな自動車の部類となっているため、すべての数字は以下として表現されています。
ただし、軽自動車の規格というのは時代とともに大きく変わっています。
日本で最初に軽自動車の規格が制定された時にはもっとかなり小さなものでした。

昭和24年に規格制定された当初は長さが2.8m以下、幅はなんと1.0m以下となっていたのです。
高さに関しては現在と同じで2.0m以下となっています。
その後、昭和25年には長さが3.0m以下、幅は1.30m以下と変更されました。

その後は規格が何度も改訂されていき、拡大化を繰り返してきました。
現在の規格は平成10年に改訂されたものです。
将来的にはさらなる改訂の可能性が検討されています。

軽自動車の規格が頻繁に見直されているのは、需要が高まっていたからです。
一番最初の規格がかなり小さなものだったため、軽自動車は小さくて安いけれども安全性は低い車とみなされていました。
初心者が乗る車だと考えられていたのです。

そのようなイメージを変えることになったのが平成5年に登場したスズキのワゴンRです。
軽自動車の規格では高さは2.0mまで大丈夫だったのですが、ほとんどの自動車は車高が低いものでした。
そこに目をつけて、ワゴンRは縦方向に余裕をもたせたデザインを取り入れたのです。

軽自動車の規格変更がイメージを変えた

ワゴンRの登場によっても、まだまだ軽自動車を敬遠する方はいました。
その流れを変えたのが平成10年の規格変更であり、これによってさらに大型の軽自動車を生産できるようになりました。
安全性を向上させることができて、デザインの自由度が増しました。

その結果として、多くの方がイメージするのとはまったく異なる軽自動車が各メーカーから出されたのです。
それによって、軽自動車の市場は急速に発展していきました。
特に安全性の向上は多くの方から評価されるきっかけとなりました。

小型車とほぼ変わらない安全装備をしていて、同等の安全性を確保しているのです。
今では軽自動車には豊富なオプションがつけられるようになっており、とても優遇されています。
自動車の規格が与える影響というのはとても大きいのです。

排気量の大きさが装備の充実度と一致するという関係性は崩れました。
また排気量の小さな軽自動車であっても豪華な装備をつけられるようになったからです。
これからも時代のニーズに対応して規格は変わっていくでしょう。

軽自動車の歴史

軽自動車のこれまでの歴史

日本での軽自動車の歴史がスタートしたのは1949年のことです。
当時はスクーターの数が多かったのですが、1954年に自動車ショウが行われて、この時に多くのメーカーからさまざまな軽自動車が出されました。
ただし、この時代には多くの庶民はバイクモーターを購入するだけでもやっとであり、自動車は高嶺の花でした。

その後、1960年前後になり各メーカーから安価な軽自動車がたくさん販売されるようになり、日本中に広まりました。
軽自動車は多くの国民の憧れの的となったのです。
需要がたくさんあることを知ったメーカーは次々と軽自動車を出して、日本中でブームとなりました。

そして、軽自動車であっても小型車と同様の性能や質感が求められるようになり、メーカーは技術開発に勤しみました。
そして、1966年にホンダN360が発売されて、軽自動車の世界に革命をもたらしました。
高性能で低価格であり、とてもスタイリッシュな外観をしていて、若者の心をとらえたのです。

軽自動車にも高機能車が出揃うようになり、各地のサーキットではミニカーレースが開催されました。
それをきっかけとしてさらに耐久性があり高性能な車を開発することにメーカーは力を入れたのです。
そして、軽自動車はどんどん進化を果たしました。
こちらのサイトでも軽自動車の歴史を解説しているためぜひともチェックしましょう。
>>http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200902/02.html

時代とともに変わる軽自動車

日本の軽自動車の転機となったのは石油ショックです。
これによって物価が高騰したために経済負担の少ない軽自動車の需要が急速に高まりました。
また、免許を保有している女性の数が増えたことも軽自動車へのニーズが高まる原因となったのです。

それによって、1977年にはスズキセルボが登場し女性からの人気を集めました。
1977年には低価格のスズキアルトが登場して、軽自動車の人気を盛り上げました。
そして1980年代には軽自動車のブームが再び到来したのです。

技術革新はどんどん進んでいき、80年代にはターボブームが起きて、各メーカーに装備されるようになりました。
ここから、各メーカーが他者と差別化を図るために独自の装備を盛り込んだ軽自動車を出すようになったのです。
1998年には軽自動車の規格が改訂されたため、ニューモデルが次々と出ました。

2000年代になると環境に配慮した軽自動車が注目されるようになりました。
ハイブリット車や天然ガス車などの開発が進められたのです。
このようにして新たな軽自動車の方向性が模索されています。

現在では軽自動車を乗り回すライフスタイルはすっかり定着しています。
特に地方においては個人に1台の車を持つ時代になり、費用のかからない軽自動車がクローズアップされています。
今では普通車を凌ぐほどの安全性を誇る軽自動車が出ており、誰もが認める存在として定着しています。